水無月 衣替え 梅雨 夏至
ゴールデンウィーク明けは久しぶりの登園でしたが、全園児が明るく登園し、嬉しく思いました。多分、保護者の皆様がお子さんに幼稚園生活を忘れないようにして頂いた結果と拝察しております。
いよいようっとおしい季節の到来です。雨が長く続くと外で遊べませんが、子ども達には雨が生活には、とても大切な役割りを果たすことを教えていきたいものです。また雨音、雨だれ、水たまりなどを楽しんだり、雨上がりの散歩など、梅雨時ならではの風情ある体験もさせたいものです。
<夕餉の話題>
はなのすきなうし
マンロー・リーフ/文 ロバート・ローソン/絵 光吉夏弥/訳 <4歳から>
花のすきなフェルジナンドという子牛を、ある日、見知らぬ男がやってきてマドリードの闘牛場へ連れていきました。<岩波書店>
これを読んで私は、幼稚園生活のひとコマが思い浮かびました。それは自由遊びで、大半の子ども達が園庭で活発に動いている中、ひとり保育室でお絵描きに熱中している子どものことでした。そこには安易に声をかけられない空気が流れ、神々しさすら感じた次第です。